認知症の祖母はこうなった②
認知症の祖母、アサちゃんと暮らし始めて4ヶ月目。
さまざま経験して、本も読んでみて、
祖母に(今)どんなことが起きているのか
どうするのが(今のところ)ベストか
を考えたので、書き出してみる。
知ってた!わかってた!知ったかぶる祖母
例えば、こういう会話が毎日ある。
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祖母「今日は月曜日だっけか?」
私「今日は土曜日だよ」
祖母「そうだよね!土曜日だよね!」
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祖母の知ったかぶりがひどくなって
「そうだよね」
いいや、祖母はわかっていなかった。
曜日を聞いてきたのは、今日3回目のことだ。
祖母は認知症になって、知ったかぶるようになった。
こんなのも。
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(よく行く健康センターの更衣室で)
祖母「ここに来るのは3回目だよね〜」
私「うーん、15回目くらいかな」
祖母(周りに聞こえる声で)「ああ、そっかそっか!そうだよね〜!どっかと勘違いしてた!」
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祖母はもともと人目を気にしやすいタイプだったから、周りを意識してのことなのかもしれない。
「かっこ悪い」を認めたくない祖母
もともと田舎の人ということもあって、祖母はちょっと見栄張り。
しばらくは、家族やごく一部の友人を除いて、認知症になったことを隠していた。
それでも最近、知り合いには認知症を打ち明けたようだ。
その代わり、
「でも全然!大丈夫!!!」アピールは欠かさない。
祖母が認知症を受け入れるまで、もう少し時間が必要なのかもしれない。